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 自動車分野に詳しいコンサルタントやジャーナリストなどが、2015年4月に開催された本誌主催のセミナー「48Vシステムはハイブリッドの主流になるか(第2回)」に登壇。ドイツVolkswagen(VW)社や仏PSA Peugeot Citroenグループなどの動向が、普及の鍵を握っていると指摘した。

 環境規制に対応するため自動車メーカー各社は、燃費向上の取り組みを加速させている。また、安全性や快適性を向上させるために車両に搭載する電装部品は増加しており、現在の12Vシステムでは電源不足になる懸念もある。フルハイブリッドシステムは高出力の大型モーターを搭載する必要があり、コストや搭載スペースの面で小型車には採用しにくい。一方48Vシステムは、フルハイブリッドシステムよりも搭載コストが安く、幅広い車種に搭載できる。12万~18万円の追加コストで10~20%の燃費改善効果が得られる(図)。

図 ハイブリッドシステムの比較
48Vシステムは12万~18万円の追加コストで、10~20%の燃費改善効果が得られる。(出典:ローランド・ベルガー)
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