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こんな日が来ようとは…
 学生時代はATR 川人光男氏の「Feedback-error-learning」などニューラルネットワーク関連の論文をよく読みました。既にブームは終わりかけたころだったでしょうか。その後、パターン認識の分野ではサポートベクターマシン(SVM)が全盛となり、ニューラルネットワークはすっかり影を潜めていました。技術雑誌の記者になってニューラルネットワークをテーマに取材し、再びその分野の論文を読む日が来ようとは想像だにしませんでした(記事)。技術の世界、何が起こるか分からないものです。(進藤)

犬の鼻を持つ幸せと不幸せ
 特集2(記事)では、スマートフォンなどに息を吹きかけるだけで、さまざまな病気を早期に発見できる技術を紹介しました。これは確かに素晴らしいですが、課題もあります。知らない方が良かったことが否応なしに分かってしまうことです。例えば、大気汚染の程度。心配の種が増えそうです。自分自身どころか、隣の机の人の体調、今朝何を食べたかなども分かるようになりそうです。絶対音感がある知り合いは、街中のさまざまな音が苦痛だと言います。“絶対嗅覚”とはいかなくても、においに敏感になりすぎると楽しいことばかりではなさそうです。(野澤)

郊外へ移っていた測定器メーカー
 オシロスコープの記事を久しぶりに書きました(記事)。弊誌の新人記者だった20年ほど前に測定器メーカーを取材していたことを思い出しました。当時と比べ帯域幅が大幅に広がったことに驚きましたが、メーカーの社名変更に加え、国内の本社所在地が変わっていたことにも気づき、時代の変遷を感じました。当時、測定器メーカーは、東京都23区内か横浜市に集中していました。今では多くが郊外へ。例外はテクトロニクスで、ソニー・テクトロニクス時代の本社近くに構えています。次には「郊外から国外へ」とならなければ良いのですが。(三宅)