PR

 クリニックや公共施設などで、採血や被曝なく手軽に健康状態をチェックする。そんな日常に溶け込んだ健康管理を可能にする技術として、「非侵襲センシング」が高い注目を集めている。光学技術などを駆使し、利用者に痛みや不快感を与えることなく、生体内を可視化する技術だ。

 ここにきて開発成果が相次いでいるのが、「血管」や「血液」を対象とする非侵襲センシング。糖尿病や動脈硬化症などの生活習慣病、さらには認知症やがんなどの疾患を、超早期の段階で発見するポテンシャルを秘める。光エレクトロニクス技術に強みを持つ電機メーカーなど、多くの企業が開発競争に加わり始めた。

 日経デジタルヘルスの2015年4月のページビュー(PV)ランキングで5位に入ったのは、そうした非侵襲センシングの注目技術だ(表1)。4年に1度開催され、“医学界のオリンピック”とも称される「日本医学会総会」(学術講演は2015年4月11~13日、国立京都国際会館など)で、日本原子力研究開発機構が発表。会場を埋めた医療従事者の高い注目を集めた。

表1 日経デジタルヘルスに掲載した記事の2015年4月のPVランキングトップ10
[画像のクリックで拡大表示]