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バラつきが増えていると気にしている回答者が7割を上回った。ただし、現状では製品設計上の公差の指定などがあいまいでも取引先や製造部門が補ってくれるため、対応策はやや後追いになっている。部品のバラつきに応じて組み合わせを変えたり、製品のバラつきに応じて用途や出荷先を変えたり、対応策はメーカーによって異なるようだ。

Q1 製品の品質のバラつきが想定外に大きかったことに起因する不具合が増えているか

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大いに感じる(28.9%)と少し感じる(44.5%)を合わせて、73.4%の回答者がバラつきの増大による不具合が増えていると感じている。どちらかと言えば、バラつきの管理をあまり意識していなかった企業で不具合が起きていることが、調査全体の回答傾向から見て取れる。