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「モデルベース開発」の手法をエネルギー・システムの開発に適用するために、モデルベース開発の基礎から自動車分野での適用例をはじめ、エネルギー・システムでの導入例を紹介する本連載。前回はエネルギー・システムの開発で抱える現状の課題について説明した。最終回となる今回は、エネルギー・システムを構築するために、現在導入しているモデルベース開発環境をはじめ、シミュレーションと実機での違いなどについて紹介する。 (本誌)

 前回の連載では、現状の電源装置の開発環境と、ソフトウエア設計の開発環境から、その信頼性を担保する上で抱えている問題を幾つか紹介した。最終回となる今回は、エネルギー・システムが呼び込むであろう新しい生活スタイルと、変わっていくエネルギー・システムの製品像についてまず述べた後、連載のまとめとして現在導入しているモデルベース開発環境について紹介したい。

 また、便宜上、従来の太陽光発電システムなどの分散型電源を単に“分散型電源”と呼び、様々なエネルギー源が組み合わさる次世代型の分散型電源を“エネルギー・システム”と呼ぶこととする。