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我々の身の回りにある微小なエネルギーを電力に変換する「エネルギー・ハーベスティング」 技術に関心が高まっている。2013年に入り、センサや無線通信モジュールなどの電源の確保用に、エネルギー・ハーベスティング技術を適用する検討が進み始めているのだ。そこで、この分野の専門家で同技術のコンソーシアムを取りまとめる竹内氏に、基礎から要素技術、実用化へのヒントまでを幅広く解説してもらうことにした。(本誌)

 エネルギー・ハーベスティングは“環境発電”とも呼ばれ、普段は捨てられてしまうようなごくわずかなエネルギーを電力に変換して有効活用しようというコンセプトの技術だ。

 本稿では、エネルギー・ハーベスティングを取り巻く全体像を把握してもらえるように、基礎的な話にとどまらず、技術開発に対する考え方や取り組み方も解説していきたい。特に、連載後半では、エネルギー・ハーベスティング技術を開発・利用するための電源設計の基本知識として、必要発電量の見積もりから電源回路の設計・シミュレーション例までの取り組み方を詳説する。また、今後、エネルギー・ハーベスティング技術をどのように活用して製品やサービスを展開していくべきかといった将来像も語っていく。