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 「エンドユーザーであるドライバーや同乗者を意識して、自動車メーカーでは気付かない部分を提案していきたい」──。自動車用の防音・防振部品などを開発・製造するセキソー(本社愛知県岡崎市)は、2012年から導入したTQM(総合的品質管理)活動によって、製品開発のあり方をエンドユーザーを意識した提案型へ変貌させている。セットメーカーが求める性能や耐久性、信頼性といった物理的な品質を満たすのはもちろん、もう一歩踏み込んでエンドユーザーの満足度までを「品質」ととらえる顧客指向型の開発だ。

 実際、他社製品が採用されていたエンジン吸気ダクトの同社製品への切り替えに成功するなど、活動の成果は着実に現れている。2014年には、そうした実績が認められ活動開始からわずか2年でデミング賞も受賞した。