スマホアプリを使ったクルマの新ビジネスが続々と生まれている。米国ではアプリを使った配車サービスや相乗りサービスが一般的になり、既存の事業を大きく変えてしまう例も出てきた。クルマの使い方に限らず、ユーザー体験や生産に至るまで、「クルマの価値」そのものを変える可能性もある。米国ベンチャーを中心に変革をもたらす企業に着目した。
特集
ベンチャー発クルマ新ビジネス
目次
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クルマが新たな価値を生む
クルマのニーズが多様化し、新サービスがビジネスモデルを変革している。米国では個人によるタクシーや相乗りサービスが既存の事業者に取って代わる勢いを見せる。求められているのは、ユーザーが満足する新しいサービスをいかに創造するかだ。ここでは、クルマの使い方や体験、造り方を変えうるユニークな企業を取り上げる…日経Automotive
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個人車を貸し出し、カーシェア市場で急成長 ほか
RelayRides社はカーシェア事業で急成長を遂げている会社の一つだ。同社はクルマを貸したい個人と借りたい顧客とを仲介する(ピア・ツー・ピア)サービスを展開している。米国の各都市で事業展開しており、サンフランシスコやボストンを中心に全体で数千台のクルマが登録されている。日経Automotive
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2020年までにロボットタクシーを実現 ほか
「DeNAとZMPが自動運転技術で新会社を興す」─。そんな衝撃的なニュースが流れたのは2015年5月。大手メーカーが長年に渡り研究する自動運転に、ネットサービス企業とクルマベンチャーという異色のタッグが挑むというのだ。クルマのユーザー体験をどう変えていくのか。日経Automotive
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ユーザーがクルマメーカーに ほか
ユーザー自身が自分好みのクルマを造る─。そんな時代が3Dプリンターの普及によって、いつしか当たり前になるかも知れない。米ベンチャーのLocalMotors社は車体全体を3Dプリンターで一体成形し、実際に走行可能な状態に仕上げた「初めて」(同社)の企業だ。従来のようにクルマを「大量生産」するビジネスモ…日経Automotive