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 高い注目を集めながらも、スマートフォンのような爆発的普及には至っていない、ウエアラブル機器。理由の1つは、わざわざ身に付けなければならないわずらわしさだろう。

 ならば、もともと身に付けていた物にウエアラブル機器の機能を盛り込んでしまえばいい。そんな発想から、ここにきて発表が相次いでいるのが、脈拍など生体情報のセンシング機能を実装した衣服「スマートウエア」だ。そしてもう1つ。コンタクトレンズに生体センシングの機能を組み込む提案が増えてきた。

 コンタクトレンズは、ウエアラブル機器と、体内に埋め込むインプラント機器の中間的な存在だ。眼球に直接接しているため、一般的なウエアラブル機器では得られない生体内の詳しい情報を得られる可能性がある。しかも、体内に機器を埋め込むような負荷は伴わない。これらの点から、“究極のウエアラブル”となる資格を備えたデバイスといえる。

 日経デジタルヘルスの2015年7月のページビュー(PV)ランキングでは、「スマートコンタクトレンズ」に関する記事が第4位と第6位にランクインした(表1)。生体センシング機能を備えたコンタクトレンズだ。米Google社も同技術を開発し、スイスNovartis社傘下の米Alcon社に技術供与した実績を持つ。

表1 日経デジタルヘルスに掲載した記事の2015年7月のPVランキングトップ10
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