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サミットの展示会場で披露した三菱電機の44GHz帯実験用無線機
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 「第5世代移動通信システム(5G)がもたらすのはデジタル神経網だ」(NEC)――。

 2015年7月22日~23日、NTTドコモが主催した「5G Tokyo Bay Summit 2015」(神奈川県横須賀市)では、5Gがもたらす未来像について、5Gの規格策定に関わる企業が熱い議論を繰り広げた。

 5GはNTTドコモが2020年に世界に先駆けて商用サービス開始を目指している現行のLTE/LTE-Advancedの次の世代の通信システムである注1)。10Gビット/秒を超える最大伝送速度、1ms以下の伝送遅延、センサーノードなどの超低消費電力の大量の端末の接続などの仕様が盛り込まれるとみられている。現在は、各社とも5Gの位置付けを模索している段階にある。移動通信の標準化組織である3GPPにおいて、2015年末からどのような用途を目指し、どのような技術を盛り込むかについての本格議論が始まるからだ(図1)。

注1)韓国は、2018年のピョンチャンで開催される冬季オリンピック・パラリンピックでのトライアルサービスの提供を目指している。
図1 2015年末から5Gの議論を開始
3GPPでは2015年末から5Gの要求仕様を決定し、2018年にも第1弾の標準規格をリリースする計画。(図:Ericssonの図を元に本誌が作成)
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