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 電子情報技術産業協会(JEITA)は,2004年12月の民生用電子機器の出荷金額が3280億円だったと発表した。前年同期から15%増加しており,13カ月連続で前年実績を上回った。2004年通年では対前年比13.1%増の2兆3762億円となった。

 JEITAが統計をとっている民生用電子機器の品目の中で,2004年に最も伸び率が大きかったのは,ハード・ディスク装置(HDD)内蔵型のDVDレコーダである。対前年比141.9%増の317万8000台を出荷し,DVDレコーダ全体の78%を占めるまでになった。DVDレコーダ全体でも対前年比107.5%増の407万1000台を出荷している。

 成長率2位の品目は10インチ型以上の液晶テレビで,出荷台数は対前年比94.5%増の240万6000台となった。液晶テレビ全体では同73.9%増の266万5000台で,カラー・テレビ全体の約3割を占めている。BSデジタル放送対応のPDPテレビも成長率は高く,対前年比52.9%増の31万3000台を出荷した。PDPテレビ全体としても同42.3%増の34万台を出荷している。ただし,カラー・テレビ全体に占めるPDPの割合は4%程度とまだ小さい。なお,地上デジタル放送対応のテレビ受像機(CRT,液晶,PDP)は,2004年通年で160万台を出荷,カラー・テレビ全体の約18%を占めた。

 成長率3位はHDDカー・ナビゲーション・システム。対前年比73.1%増の91万1000台を出荷し,カーナビ全体の約26%を占めた。カーナビ以外の車載機器では車載テレビが同13.6%増の118万台を出荷したが,車載オーディオ機器は軒並み,前年から出荷台数を減らしている。

 映像機器の好調が目立つ一方,音声機器はリーディング商品といえる製品が登場せず,全体に不振が続いた。CDプレーヤの出荷台数は対前年比24.3%減の139万1000台,MDプレーヤは同8.8%減の295万7000台となった。

2004年におけるカラー・テレビの成長率(対前年同期比)の推移