「コンピューティングで50年に一度のパラダイム・シフトを起こしたい」。2001年3月,ソニー取締役副社長の久多良木健氏がこのように宣言し,開発を始めた新型プロセサ「Cell」が,その姿を現した。ソニー・グループ,米IBM Corp.,東芝が,「2005 International Solid-State Circuits Conference(ISSCC 2005)」における共同発表で「Cell」チップを披露,その技術的な特徴を明らかにした。最初のアプリケーションは明らかにされてはいないが,久多良木氏の野望は既存の枠を超えたところにある。Cellを活用したコンピューティングの進化により,「人の能力を超越するさまざまな処理を実現する」(同氏)と言う。
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