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 NECとNECパーソナルプロダクツは個人向けノート・パソコン「LaVie」シリーズ全機種においてPb(鉛)フリー・ハンダに切り替えた。ビジネス用途のノート・パソコン「VersaPro」シリーズは2003年5月までに全機種でPbフリー・ハンダの採用に踏み切っているため,これですべてのノート・パソコンでPbフリー・ハンダ採用を達成したことになる。

 デスクトップ・パソコンについても出荷台数の70%をPbフリー・ハンダに切り替えている。Pbフリー・ハンダに未対応のデスクトップ・パソコンには個人向けの「VALUESTAR S」と「ValueOne MT」,ビジネス用途の「スリム・タワー型」と「ミニ・タワー型」がある。

頭抱える狭ピッチ・コネクタのPbフリー化


 NECとNECパーソナルプロダクツはRoHS指令への対応完了時期としては2005年度末を予定している。現在,対応に苦慮しているのが狭ピッチ・コネクタのPbフリー化だという。Pbフリー化するとコネクタやフレキシブル基板の端子からウイスカ(ヒゲ状の金属結晶)が成長して,端子間を短絡してしまう恐れがあるからだ。Auメッキに切り替えることでウイスカの発生は抑えられるものの,製品のコストアップにつながってしまうため導入には慎重なようだ。「現在,社内で対応を練っている」(同社の広報担当者)という。Pbフリー・ハンダに切り替えたパソコンであってもコネクタにSn-Pbメッキを使用している限り,2006年7月のRoHS指令施行後は,EUで販売することはできない。