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 英ARM Holdings plc.は,2005年第1四半期(2005年1~3月)の売上高が1億320万米ドルだったと発表した(発表資料)。ARM社は2004年12月に米Artisan Components, Inc.を買収している(関連記事)。今期の売上高は,前年同期のARM社とArtisan社の売上高の合計に比べて23%増加した。税引き前利益は買収関連費用1130万米ドルなどを含めると2350万米ドルで,これらの費用を除くと3530万米ドルだった。

 Artisan社から買収した事業を除くARM社の継続事業の売上高は,対前年同期比27%増の7920万米ドルだった。ライセンス収入とロイヤルティ収入は,米ドル換算でそれぞれ前年同期に比べて23%および31%増加した。ARM社は,この四半期に新たに17社とCPUコアのライセンス契約を結んでいる。

 旧Artisan社の物理IP部門の売上高は2400万米ドルで,前年同期から12%増加した。ライセンス収入とロイヤルティ収入は,米ドル換算でそれぞれ前年同期から6%および28%増加している。同部門の受注残高はこの第1四半期末時点で過去最高に近いレベルにあるという。

 ARM社CEO(最高経営責任者)のWarren East氏は,「Artisan社との統合が計画どおりに進み,売上高が23%増加したことを喜ばしく思う」と第1四半期を振り返った。合併後にARM社の従来のライセンシ2社が物理IPのライセンス契約を締結したことに触れて,「既存のARMのライセンスがArtisanの物理IPを牽引する最初の例が見られたことを心強く思う。こうした統合効果などにより,両基幹事業は米ドル売上高で20%の成長を達成できると確信している」と語っている。

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