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 シャープは2005年4月21日,三協が不正競争防止法に反したとして5億円の損害賠償などを請求する訴訟を提起した(ニュース・リリース)。シャープが指摘する違反事由は「三協が2005年4月12日に報道発表した内容が事実と反している」(同社)こと。具体的には,三協側が「当方は特許権を侵害していない」という趣旨の発表をしたことが事実でないという指摘である。

 シャープが保有する欠陥画素のリペアに関する特許(第2106809号)に対し,三協は2004年10月,特許庁に無効審判を請求していた。シャープはこの審決書を4月21日に受け取ったことも明らかにした。結果は「3件の請求項のうち1件が有効,2件は無効」(同社)というものだった。同社は今回の審決を不服として「知的財産高等裁判所に速やかに審決取消訴訟を提起する。さらに特許庁に対しても審決の内容を十分精査した上で訂正審判の請求を検討する」という。

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