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 日本電産は,2004年度(2004年4月~2005年3月)の連結決算を発表した。売上高,営業利益,純利益のいずれも過去最高を更新した。小型ハード・ディスク装置(HDD)用モータの好調と,買収した三協精機製作所の黒字化などが業績に寄与した。

 売上高は対前年度比75%増の4858億,営業利益は同143%増の536億円だった。このうちHDD用モータは出荷数が対前年度比20.4%増,売上高も対前年度比11.5%増の1192億円と,いずれも過去最高を記録した。携帯型音楽プレーヤなどに使う1インチ型など,2.5インチ型以下向けの高付加価値モータの構成比率が高まったことで,平均販売価格はドル・ベースで対前年度比4%減と小幅な下落にとどまった。

 今後もHDD市場は年率15%以上の成長が続くと見ており,HDD用モータの工場としては世界最大になるタイの新工場建設に着手するなど増産体制を敷く。このほかに,基礎研究を強化するために東京に「モーター基礎研究所」を新設する。

 2004年度の連結決算と併せて発表した2005年度の連結業績予想では,引き続き好調が予想されることから売上高が対前年度比7%増の5200億円,営業利益が同2.5%増の550億円とした。

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