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天板
天板
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約100kgの重りを載せる実演
約100kgの重りを載せる実演
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右が新しいDVD装置,左が前モデル
右が新しいDVD装置,左が前モデル
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 松下電器産業が4月26日に発表した「Let’s note」の新シリーズの中で「W4シリーズ」,「T4シリーズ」は,天面全体で100kgfの力に耐えることができる性能を持たせた。さらに「W4シリーズ」では,ドライブ内蔵しながら重さ約1199gと軽量化が図られている。これらの特徴は,天板に新たな構造を導入したことと,内蔵するDVD装置を大幅に軽量化することで実現したという。

 新筐体では堅牢化に向けて,天板には新たなボンネット構造を導入した。天板中央部は曲面となっており,天板の周辺部は中央に向かって緩やかにせり上がる。中央部の曲率半径は約6000mmである。

 本体と天板の組み合わせにも新たな工夫を導入した。本体側の外周部を溝状の構造にし,その溝に天板の外周部を組み合わせる方式とした。こうした工夫について「元々天板全体で100kgfの力に耐えるという目標を設定し,過去に蓄積した技術をいろいろ試した結果,採用することにした手法」という。天板の素材は前シリーズ同様, Mg(マグネシウム)である。動作状態で落下した際,HDDへの衝撃を緩和するため,HDD本体の4隅にウレタンのダンパーを取り付けた。動作時に,高さ10cmで底面から落下しても耐えられるという。

 「W4シリーズ」本体の軽量化は,搭載しているDVD装置の重さを約59.5gとしたことが大きな要因となった。前シリーズから約40%軽量化されている。前シリーズのドライブから変成PPE(ポリフェニレンエーテル)の樹脂を取り除き,金属部分の材質をステンレスからアルミにすることにより実現した。DVD装置の外部ケースで衝撃を緩和する仕組みを設けて,軽量化に伴い耐久性の低下したドライブ本体を保護するという。キーボード側のトップケースの厚みを0.9mmから0.85mmにすると同時に,ボトムケースの厚みを0.55mmから0.5mmにしたことも軽量化に貢献している。

 なお他の新シリーズを含め,データを保護する技術を導入した。HDDのデータを暗号化し,暗号鍵はTPM(trusted platform module)仕様に準拠した別のLSIに格納する。この結果,例えばHDDだけを盗まれても,暗号化して格納したデータは解読できず,情報の保護が可能となる。バッテリーについては容量の80%で充電できる機能を追加した。これにより充放電回数は,容量の100%で充放電繰り返す場合に比べて約1.5倍になるという。5月20日から順次発売を予定しており,価格はオープン価格となっている。