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 日本鉄鋼連盟は,2005年3月の普通鋼鋼材の需給速報を発表した。それによると,同月の普通鋼鋼材出荷は,国内向けが前年同月比1.0%増の536.3万tで3カ月振りの増加,輸出向けが同4.4%減の210.9万tで4カ月連続の減少。出荷合計では同0.6%減の747.2万tと3カ月連続の減少となった。一方,同月の生産量は707.8万tで,前年同月比の1.0%増となり,2カ月振りの増加となった。

 同月末のメーカー・問屋在庫は,前月末比6.0%減の622.4万tと2カ月連続の減少となった。内訳は,メーカー在庫が前月末比6.5%減の462.5万t,問屋在庫が同4.3%減の159.9万tという。国内・輸出別では,国内向け在庫が前月末比3.0%減の525.7万t,輸出船待ち在庫が同19.4%減の96.7万tだった。

 在庫が前月比で1万t以上減少した品種は,亜鉛めっき鋼板(8.8万t減の96.8万t),小形棒鋼(6.4万t減の48.3万t),幅600mm以上の鋼帯(6.3万t減の157.6万t),H形鋼(4.3万t減の30.7万t),冷延広幅帯鋼(3.4万t減の57.2万t),冷延電気鋼帯(2.3万t減の10.4万t),鋼板(2.1万t減の64.9万t),大形形鋼(1.9万t減の7.9万t),鋼矢板(1.6万t減の4.6万t)という。一方,在庫が前月末比で1万t以上増加した品種はなかった。

 以上の結果,3月末の在庫率は,前月末の103.3%から20.0ポイント低下し,83.3%と3カ月振りに100%を下回った。これは,前年3月以来の低水準という。