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DMC-FX8の外観。レンズは前機種と同じ。
DMC-FX8の外観。レンズは前機種と同じ。
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外形寸法は前機種とほとんど同じだが,筐体はわずかに丸みを帯びた。
外形寸法は前機種とほとんど同じだが,筐体はわずかに丸みを帯びた。
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 松下電器産業は,大ヒットしたデジタル・カメラ「DMC-FX7」の後継機「DMC-FX8」を2005年6月4日に発売する(ニュース・リリースTech-On!関連記事1同2)。同社による想定実売価格は4万5000円前後。国内に向けた月産台数は7万台である。

 前機種から改善した点は主に4つある。(1)電池寿命を2.5倍伸ばしてCIPA基準の撮影可能枚数を約300枚にした。(2)動画の感度を高めた。(3)乳幼児の肌を美しく見せる画像処理「赤ちゃんモード」を備えた。(4)オートフォーカスの所要時間を半減した「高速1点AFモード」を追加した。

 (1)の長寿命化は,Liイオン2次電池の容量を6割増やしたことと,画像処理LSIの消費電力を3割減らしたことなどによる。搭載した画像処理LSIは,前機種の「ヴィーナスエンジンII」を基に開発した「ヴィーナスエンジンプラス」である。松下電器産業が販売中の「DMC-LS1」と「DMC-LZ2」で既に採用されている。

 (2)の高感度化は,新開発のCCD型固体撮像素子を使って実現した。具体的には,VGA動画を撮影するときに9画素分の信号電荷を混合して1画素分の信号電荷として読み出す。信号電荷の混合は「画素加算」と呼ぶ。画素加算は通常4画素分で実行するので,これに比べると信号の強度を2倍以上にできる。

 (3)の赤ちゃんモードには,本体のディスプレイで写真を見るときに月齢/年齢を表示する機能も持たせた。ユーザーがあらかじめ設定した誕生日情報をExifに自動的に書き込み,撮影日のデータと比較して月齢/年齢を計算する。添付のパソコン用ソフトウエア「LUMIX Simple Viewer」でも月齢/年齢を表示できる。同ソフトウエアを使えば,月齢/年齢の文字データを付加して印刷することも可能。