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新サービスを説明する高砂親方
新サービスを説明する高砂親方
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 日本相撲協会は,ノート・パソコンを持参した来場者向けに無線LANを使った情報配信サービス「Sumo Live TV powered by Intel」を始めた。現在両国国技館で開催中の「平成17年5月場所」で既に情報提供中で,今後,国技館で開催される1月場所,5月場所,9月場所における常設サービスとなる。

 同サービスで提供されるのは,国技館マップや星取表などのほか,館内のFM放送と同じ内容のオーディオ・コンテンツ,映像コンテンツがある。映像コンテンツとしては「大山親方の相撲基礎講座」「裏方さんの仕事紹介」「どすこいFM放送席中継」「相撲博物館」の4種類を用意する。記者会見では「魅力的なコンテンツがない」という厳しい指摘があったが,「まだ始めたばかりで勉強中。内容不足は仕方がないと思っているが,今日よりは明日,5月場所よりは9月場所の方が,内容がよくなるようにしたい」(日本相撲協会 広報部長の高砂浦五郎氏=元大関 朝潮)とした。

 今回のプロジェクトには,サービス名に名前を冠しているインテルがトータル・アドバイザとして協力したほか,NTTブロードバンドプラットフォームが配信システムの構築,配信サービスの運用をニッポン放送プロジェクトがそれぞれ担当した。インテルらは,栃木県茂木町にあるサーキット「ツインリンクもてぎ」でも同様のシステムを使った配信サービス「Pit Live TV powered by Intel」を提供している。

 同システムでは,配信用ネットワークとしてIEEE802.11b/gによる無線LANを使っている。館内には4個の無線LAN基地局を置き,3個の周波数帯(チャネル)を使うことで1階および2階の観客席とロビーをカバーする。さらに,多数のユーザーに向けて同一情報を同時配信できるようにするためにIPマルチキャストを採用,「設計上は6万人に対して同一コンテンツの同時配信が可能」(NTTブロードバンドプラットフォーム サービス開発部の眞部利裕氏)という。

新サービスの画面写真。館内限定サービスとして提供される
新サービスの画面写真。館内限定サービスとして提供される
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記者会見は,5月場所が開催中の両国国技館で行われた
記者会見は,5月場所が開催中の両国国技館で行われた
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