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 東芝は,小型ハード・ディスク装置(HDD)市場での競争力強化を目的に,松下電器グループの米国カリフォルニア州のHDD開発センターを2005年4月末に買収した(発表資料)。買収金額は明らかにしていない。

 同センターは,松下電器産業の子会社であるパナソニック 四国エレクトロニクス(旧・松下寿電子工業)が2002年12月に開設したもの。東芝と松下寿電子工業は2003年1月に1.8インチ型/2.5インチ型HDD事業での協業を発表,東芝の仕様に基づいて松下寿電子工業が製造を手掛け,OEM供給を行ってきた(関連記事1同2)。

 HDD開発センターに勤務していた約50名の技術者は全員が東芝アメリカ情報システム社に移籍する。今後は,「東芝アメリカ情報システム社 ストレージデバイス事業部 ストレージデザインセンター」として,東芝のHDD開発拠点のある青梅事業所と連携をとりながら開発を進めていく。東芝は,2005年度に2.5インチ型/1.8インチ型HDD市場でシェア40%の獲得を目指すとしている。