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 富士キメラ総研(本社東京)は2005年2~4月,技術革新が進むコーティング技術とコーティング材市場の動向について,エレクトロニクス分野を中心に調査を行い,報告書「2005 高機能コーティングの現状と将来展望」をまとめたと発表した。それによると,エレクトロニクス分野の高機能コーティング材料市場の規模は2004年の実績が3574億円で,その後は毎年平均12%の成長率で拡大し2008年には5669億円になると予測している。

 調査対象は,液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマ・ディスプレイ(PDP)などのディスプレイ,半導体,光学レンズ,情報記録用品といったエレクトロニクス関連製品と,包装資材や人工臓器などの分野におけるコーティング・膜形成材料の43品目。そのうちの28品目がエレクトロニクス分野のものとしている。中でも,成長が著しいのがLCD,PDP,有機ELディスプレイなどのディスプレイ向けのコーティング・膜材料。その市場規模は,2004年の実績で1007億円。反射防止フィルム,拡散フィルム,プリズムシート,フォトスペーサなどが高い成長率を示し,市場拡大をけん引したという。同社の予測では,同市場はその後毎年平均23%の成長率で伸び,2008年には2319億円の規模に拡大する。報告書の価格は,9万7000円(税別)。