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図1●アナログ放送の停波の時期は?
 総務省情報通信政策局は,全国47都道府県の男女15~79歳を対象に「地上デジタルテレビジョン放送に関する浸透度調査」と題するアンケート調査を行った(PDF形式の発表資料)。この調査結果によれば,地上デジタル放送の認知度は78.4%に達している。ただし,県庁所在地での開始時期を知っている人は「だいたい知っている」と答えた人を含めても全体の35.6%にとどまった。アナログ放送の停波時期については73.9%の人が「わからない」と答えている。「2011年」と正解した人はわずかに9.2%だった(図1)。

図2●テレビを買い替えるときに地デジ対応機種を選ぶ?
 地上デジタル放送対応受信機(チューナ内蔵テレビと対応CATV機器の合計)の世帯普及率は8.5%。購入した動機(複数回答)は「ハイビジョン放送が見たかった」との回答が36.7%,「故障など買い替えの時期だったから」との回答が36.8%と多かった。購入するときのポイント(複数回答)は,「価格が安いこと」が78.1%でダントツの1位,次に「画質・音がよいこと」で50.1%だった。今後,テレビを買い替えるときにどんな機種を買うかという設問でも,「価格が下がれば地デジ対応機種を買う」とする人が19.2%に上った(図2)。

ケータイでの地デジ視聴は「体験してみないことには」

図3●携帯電話機での地上デジタル放送受信をどう思う?
 実際に視聴している人に地上デジタル放送に対する満足度を尋ねたところ,「満足」と「やや満足」の合計で61.3%を占めた。満足な理由としては「画質」と答える人が圧倒的に多く,この設問の回答者の86.2%を占めている。「不満」「やや不満」は合計で10%に満たなかったが,理由としては「ハイビジョン番組が少ないこと」,「チャンネル数が増えていないこと」などが挙げられている。

 地上デジタル放送に期待すること(複数回答)は,「画質や音質がよい番組の視聴」が65.8%で最も多かった。続いて「地域情報や災害情報など暮らしに役立つ身近な情報の充実」(50.6%),「データ放送画面でニュースや天気予報など最新情報の取得」(44.5%)となっており,情報端末としての役割を期待する人が多いことがわかった。

 2006年春にサービス開始予定の携帯電話機での地上デジタル放送については,肯定的な評価が40.6%,否定的な評価が37.5%と均衡している(図3)。利用意向も「サービス内容を見ないとなんとも言えない」との回答が39.4%で最も多かった。