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7割以上の人が「知らない」モバイル・リサイクル・ネットワークのマーク
 電気通信事業者協会(TCA)と情報通信ネットワーク産業協会は,携帯電話機とPHSにおける2003年度(2003年4月~2004年3月)のリサイクル実績を発表した(発表資料)。TCAと携帯電話・PHS事業者は,「モバイル・リサイクル・ネットワーク」として,ブランド名に関係なく,使用済みの携帯電話機・PHSの本体,充電器,電池を全国8500の店舗で無償回収している。2003年度の携帯電話機・PHSの本体の回収台数は1171万7000台で,2002年度から増加したものの,回収率は5ポイント低下して24%だった。回収率は,回収台数÷(各メーカーからの出荷台数の合計-携帯電話・PHSの加入純増数)で算出する。

 回収率が低下した背景について,モバイル・リサイクル・ネットワークでは,機種変更/解約後も旧機種を手元に持っているユーザーが増えていると分析する。モバイル・リサイクル・ネットワークが全国2000人を対象に行ったアンケートでは,現在利用している機種以外にPHSや携帯電話機を持っている人は回答者の41.9%にのぼった。理由(複数回答)は,多い順に,「電話帳として」,「コレクション」,「データのバックアップ用」,「子どもの遊び道具に」となった(下図)。

旧機種を保有する理由

 携帯電話機・PHSのリサイクルについての認知度は42.0%にとどまった。モバイル・リサイクル・ネットワークのマークについての認知度は26.5%だった。「もっと回収するためにはどうしたらいいか」との設問(複数回答)には,「回収に協力した人に景品を渡す」(60.0%),「回収場所がわかるようにする」(59.8%),「全てのデータを新しい機種に移せるようにする」(49.5%)との回答が多かった。