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 時速120kmまでのモバイル通信が可能な無線アクセス技術「IEEE802.16e」への関心が急速に高まっている。2005年7月に本格的な実証実験を始めることを明らかにしたKDDI(Tech-On!の関連記事)に続き,米Sprint社と米Motorola,Inc.も,2005年から2006年にかけて同技術の実証試験を行う(発表資料)。

 IEEE802.16eは2004年に承認された「IEEE802.16-2004」の拡張仕様であり,2005年9月にも承認される予定になっている。IEEE802.16-2004のOFDM物理層モードを「 WiMAX 」と呼んでおり,その実用化が話題になっているが,近い将来IEEE802.16eについてもWiMAXが包含することになりそうだ。

 Sprintによる実験の対象は基地局設備やスマート・アンテナ,端末である。通信周波数帯としては2.5GHz帯を使う。Sprint社は「将来の無線技術候補として,複数の技術をいくつかのパートナー企業と検証しているところ。WiMAXは,2.5GHz帯を使う無線技術候補の1つだ」としている。

 WiMAXの推進に関して,Sprint社は米Intel Corp.とも提携したほか,2005年1月には,推進団体のWiMAX Forumに主要メンバー(principal member)として参加している。