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 ホンダが次期シビックに搭載する予定のハイブリッド機構「3ステージi-VTEC+IMA」を報道陣向けに公開した(概要はコチラ)。次期シビックは2005年秋の発表予定だが、ハイブリッド車両は新型機構を搭載することで従来型の「シビックハイブリッド」よりも燃費を5%改善している。

 新型機構はその名の通り、可変バルブタイミング・リフト機構の3ステージi-VTECに、ハイブリッド機構のIMAを組み合わせる。6代目のシビックに搭載していた「3ステージVTEC」は吸気側バルブのリフト量、タイミングを低・中・高回転の3段階に切り替えていた。新型機構では吸排気のバルブを通常回転・高回転・休止と三つのモードで切り替える。4気筒とも休止することで、減速時の回生の効率が上がったほか、低速クルーズ時(30~60km/h)に4気筒を休止してモータだけの走行を可能とした。

 従来型のシビックハイブリッドでは減速時に3気筒を休止することで、エンジンの抵抗を約50%低減して回生エネルギ効率を上げていた。新型では4気筒の全てを休止するため、エンジン抵抗は66%低減できる。エネルギ回生量は10%向上しているという。

図1◎2005年のシカゴショーで公開した次期シビックのコンセプトモデル。国内にクーペの設定があるかは不明だ。

図2◎低速走行時にモータだけで走行できる。また、減速時には4気筒を休止し、効率よくエネルギ回生する。

図3◎従来型のシビックハイブリッドよりも燃費は5%良くなる。従来型の10・15モード燃費は29.5km/Lだったため、31km/Lほどと思われる。排気量1.3Lエンジンをベースとしつつ、2.0Lセダン並みの加速も可能に。