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32インチ型で10万円
32インチ型で10万円
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 イオンが2005年7月5日に発表した,32インチ型で10万円の液晶テレビ「TECO 32型液晶テレビ」が発売された(7月5日の発表資料)。合計1万台限定で,同社のオンライン・ショップや総合小売店「ジャスコ」「サティ」などで販売を開始したところ,即日で「ほぼ完売」(同社広報)となった。全数の販売が成立したわけではないが,販売に伴って配布した整理券はすべてなくなったという。

 同製品は,台湾TECO Electric & Machinery Co., Ltd.製である。1インチあたり3125円という圧倒的な低価格を実現した。同社は独自の調査により,「大画面の液晶テレビを購入したいが,価格が高くて手が出ない」とする消費者が多いと判断。その調査から見えた10万円という価格を実現するために,約1年をかけて準備してきた。部材の相場が下がった時点で調達したり,BS/地上デジタル・チューナを省いたりといった工夫によって実現した。現時点では同じ価格で販売する計画は決まっていないが「前向きに検討している」(同社広報)という。

 2004年6月には,TECO社が液晶テレビに採用した台湾AU Optronics Corp.製液晶パネルの特許侵害をめぐり,シャープとイオンが一時的に取引を停止する騒ぎがあった(Tech-On!の関連記事1同2同3)。イオンは,今回の製品ではこうした問題を回避できるよう特許などを調査の上で製造に踏み切ったとしている。