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 フランスRenault社は、新しい排気量2.0Lのディーゼルエンジンを発表した。出力とトルクが違う数種類があり、ピエゾ式インジェクタやEGR(排ガス再循環装置)などを採用し環境性を高めた。


図1◎2.0L「dCi」ディーゼルエンジン

 燃料と空気をスワールによって十分に混合させるため、吸気管と排気管をシリンダヘッドを横切って向かい合わせにし、それぞれのカムシャフトが吸気と排気のバルブを操作する。


図2◎一つのカムシャフトが吸気・排気バルブの両方を開閉する。

 Bosch社製のピエゾ素子を使った燃料噴射システムで多段噴射の応答性を高めたほか、EGRを採用し、排ガス中の有害物質を低減した。さらに130kW(175hp)の高出力版にはDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルタ)を装着する。

 エンジンの下部にアルミニウム合金製のベアリングビームを装着し、振動吸収を改善した。また、クランクシャフトと反対方向に回転する2本のバランスシャフトにより、クランクシャフトの回転振動を抑えた。