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図1 430万画素のCCDを搭載した「IXY DV M5」
図1 430万画素のCCDを搭載した「IXY DV M5」
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図2 重さは380gの「IXY DV S1」
図2 重さは380gの「IXY DV S1」
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図3 本体の幅が約48mmと薄い「DC20」
図3 本体の幅が約48mmと薄い「DC20」
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 キヤノンは,430万画素のCCD型撮像素子を搭載したり,同社として初めてDVDを記録媒体にしたりするデジタル・ビデオ・カメラを発表し,2005年8月中旬から順次発売する(発表資料)。製品は大きく3種類ある。「市場調査した結果,ビデオ・カメラに求められる特徴は,高画質,小型,DVD記録」(キヤノン販売 常務取締役 コンスーママーケティングカンパニー プレジデントの芦澤光二氏)とし,これらの市場の要求に応える機種を用意したという。高画質への要求に対して430万画素のCCDを搭載した「IXY DV M5」,小型への要求については200万画素クラスとしては最軽量の380gと最小の370ccを実現した「IXY DV S1」,DVD記録への要求には「DC20/DC10」を向ける。これら品揃えの拡充によって,2004年に16%だった国内シェアを「2005年秋商戦には25%に引き上げたい」(同氏)とする。それぞれの機種には,撮影した画像を信号処理するLSI「DIGIC DV」の新開発品を搭載する。このLSIは,0.18μmルールのCMOS技術で製造したもの(Tech-On!関連記事)。

 IXY DV M5は,CCDを1個搭載する機種としては画素数が業界最高という(図1)。有効画素数は,動画撮影時が約350万,静止画撮影時が約400万である。動画撮影時は取り込んだ約350万画素を,新たに開発したアルゴリズムを使った画素加算処理によってSD映像信号に変換し,DVテープに記録する。CCDは1/2.8インチ型。

 IXY DV S1は,電池を液晶パネルに面する本体内に収めることで,筐体外に電池が出っ張らないようにした(図2)。レンズに屈折率が高い材料を使うことで短焦点になるようにし,カメラ部を小型化することで電池を本体内に収納できる場所を設けた。CCDは1/3.9インチ型。総画素数は約220万である。

 DC20/DC10についても,屈折率が高い材料によるレンズの採用によってカメラ部を小型化した(図3)。本体の幅は約48mmと「他社のDVD記録対応品が60mm前後なのに比べて10mmも薄くできた」(キヤノン イメージコミュニケーション事業本部 副事業本部長の国吉孝氏)。DC20とDC10はCCDの画素数などが異なる。DC20は1/3.9インチ型で,総画素数は約220万。有効画素数は動画記録時に約123万,静止画記録時に約200万である。DC10は1/4インチ型で,画素数はそれぞれ約133万,約69万,約123万である。

 価格はそれぞれオープン。想定する税込みの実売価格や発売日は,IXY DV M5が12万5000円前後で2005年8月中旬,IXY DV S1が9万円前後で8月下旬,DC20が12万5000円前後で9月中旬,DC10が10万円前後で同じく9月中旬である。