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 任天堂の2005年度第1四半期(2005年4~6月)決算は2ケタの割合の減収減益となった(PDF形式の発表資料)。売上高は対前年同期比14.0%減の706億8400万円,営業利益は同78.5%減の37億5400万円である。

 「ニンテンドーDS」の販売台数はこの3カ月に138万台。発売直後の約4カ月の間に527万台を売り上げたのに比べると,ペースは落ち着いてきているが,同社は「好調に売れていると認識している。ハードでは利益は出ないが,ハードが行き渡ればソフトの爆発的なヒットも期待できる。今後が楽しみ」(広報)としている。

 対応ソフトウエアの販売本数は532万本。2005年4月21日に発売した「ニンテンドッグス」の販売が好調に推移している。「ゲーム・ソフトの商戦は1週間で終わってしまうことが多い。発売日にドッと売れて,1週間もするとプレイを終えたユーザーが中古店に売却しはじめ,新製品が売れなくなるようなことがよくある。ニンテンドッグスは,販売本数はまだ100万本に満たないものの,長期的に売れ続けているのが特徴」(同)という。

 「ゲームボーイアドバンス」や「ニンテンドーゲームキューブ」は発売から時間を経ていることもあり,本体で6割程度,対応ソフトウエアで3~4割程度,販売数量が減少している。任天堂は第3四半期までに携帯型ゲーム機「Game Boy Micro」(Tech-On!関連記事)を投入する予定だ。

 同社は「ゲーム業界の勝負はあくまで11月~1月の年末年始商戦」(同)としており,通期(2005年4月~2006年3月)では前年並みの売り上げを確保できるとみている。前回予想の売上高5200億円(対前年度比0.9%増),経常利益1250億円(同14.0%減)に修正はない。

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