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 NECの2005年度第1四半期の連結決算は,減収・赤字となった。売上高は,前年同期比5.2%減の1兆9億円で,営業損失が211億円。前年同期は165億円の営業利益を上げていた。半導体の価格下落や携帯電話機の出荷低迷で売り上げが伸びなかったことに加え,販管費の増大などが主な要因だとしている。

 前年同期には,営業利益156億円で6.4%の営業利益率を上げていたエレクトロンデバイス事業は,一転して98億円の営業損失となった。2004年度下期からの半導体市場の需要低迷に加え,プラズマディスプレイ事業をパイオニアに譲渡したことなどから売り上げが減少。2004年下期に構築した生産ラインの設備費用などがかさみ赤字となった。

 ITソリューション事業は,ソフトウエア分野とプラットフォーム分野で売り上げが減少したが,システム・インテグレーションやサービスが堅調だったほか,パソコンの販売台数も伸びており売り上げは増加した。しかし,営業利益は,前年同期に比べ127億円減少し10億円にとどまった。

 ネットワークソリューション分野は,携帯電話事業者向けのインフラ事業は好調だったものの,携帯電話機は第2世代や海外向けの販売が減少。モバイル分野全体の売上高は,前年同期比12%減の2126億円のとなった。損益面にも携帯電話機の低迷が響き,営業利益は前年同期に比べ78億円少ない31億円となっている。

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