PR

 オリンパスの2005年4月~6月期連結決算は,売上高が2142億円(対前年同期比45%増),営業利益が39億円(同38%減),純利益が4億円(同62%減)となった。情報システム構築事業を提供するアイ・ティー・エックス(ITX)の株式を2004年9月に買い増したことにより,持分法適用会社(持ち株比率23.81%)から連結子会社(同58.72%)へ変わったことで売上高が増加した。同社の影響を除いた継続事業ベースでの売上高は5%減である(発表資料)。

 事業部門別で好調だったのは,内視鏡などを扱う「医療事業」と,顕微鏡などの「ライフサイエンス事業」である。いずれも海外を中心に売り上げを伸ばし,営業損益ベースでも好調だった。半面,銀塩カメラ,デジタル・カメラ,レコーダ,MOドライブを扱う「映像事業」は不振が続いている。売上高は対前年同期比21%減の548億円。デジタル・カメラをはじめとする民生用機器は,単価下落により国内,海外ともに売上高が減少し,営業損益ベースでも足を引っ張ったという。ただし同社では,「映像事業はデジタル・カメラの利益減少により減益となったが,期初の計画に沿った実績」と分析しており,2005年度の中間期や通期の業績予想も変更していない。ITXの連結子会社化により今期から新設された,情報システムを扱う「情報通信事業」の売上高は736億円だった。

■国内企業の最新の決算はこちらからご覧いただけます。

[画像のクリックで拡大表示]