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 インターネットイニシアティブ(IIJ)とアイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech),日本ヒューレット・パッカード(日本HP)はEPCglobal Networkに準拠した無線タグ(RFIDタグ)プラットフォームの実用化に向けて協業すると発表した。ネットワークを介して,無線タグによってひも付けされた情報をリアルタイムで管理する「グローバル・リアルタイムSCM」を将来的に展開したいとする。2005年11月には日本HPなどによる無線タグの検証施設「HP RFID Noisy ラボ・ジャパン」がオープンする予定となっており,2006年1月にはユーザー向けにEPCglobal Networkの検証環境を提供するという。

 EPCglobal Networkとは流通経路上で無線タグとEPC(electronic product code)を利用した製品情報をやりとりする際に使われるシステムのことで,国際標準規格となっている。400社以上の企業が参加する無線タグの標準化団体であるEPCglobal,Inc.が定めたもの。IIJはEPCglobalの前身,Auto-ID Labに2003年から参加したり,2004年にはEPC globalの各種ワーキング・グループに参加するなどしてきた経緯がある。

 今回の協業内容は3つある。(1)EPCglobal Networkに準拠したシステムの実用化に関する共同研究,(2)HP RFID Noisy ラボ・ジャパンにおけるプラットフォームの共同提供,(3)国際物流におけるプラットフォームの提案と構築,である。

(1)について複数の国や地域にまたがる製造や物流,販売といった国際物流分野に向けた基板構築技術を3社で開発する。(2)では3社の共同研究や開発成果の評価・検証を行う予定である。(3)では主にアジア太平洋地域をターゲットに国際物流に適した無線タグのシステムの共同で構築していくとする。