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 コニカミノルタホールディングスは,2005年度第1四半期(2005年4~6月)の連結決算を発表した(発表資料)。売上高は対前年同期比6.9%減の2440億2300万円,営業利益は同7.3%増の181億8300万円と,減収ながら増益だった。増益は医療機器やFPD向け計測器が好調だったことと,フォトイメージング事業の赤字縮減による。

 2004年度を赤字で終えたフォトイメージング事業は現在のところ,高付加価値品に販売を絞り込むことで収益体質の改善に努めており,売上高は508億6300万円と前年同期から33%落ち込んだものの,営業損失を前年同期の19億6000万円に対して7億2900万円に圧縮した。同社は「事業を適正規模へ縮小する」としており,33%減収も「順調な進捗」としている。販売機種を画素数500万以上の機種に絞り,ほぼ全機種に手ぶれ補正機能を搭載したことで,平均販売単価は前年同期から約17%上昇しているという。

 オプト事業は,液晶偏光板用保護フィルムなどの液晶材料が販売数量で対前年同期比33%増,ガラス製ハード・ディスク基板も同43%増と需要は旺盛だった。また,カメラ付き携帯電話機の新機種にマイクロカメラが採用されるなど,レンズ・ユニット事業も堅調に推移した。ただし,全般的に価格の下落は激しく,売上高は251億4600万円で対前年同期比7.2%増にとどまり,営業利益は6.9%落ち込んで36億3800万円だった。主力の光ピックアップ・レンズは,「回復傾向を示し始めた」(同社)ものの,需要のピークを迎えていた前年同期からは販売数量が7%減少している。

 通期の業績予想に修正はなく,売上高は対前年度比5.9%増の1兆1300億円,営業利益は同33.3%増の900億円を見込んでいる。第2四半期以降,業績を牽引していく製品群として同社は,液晶用フィルムとカラーのプリンター複合機を挙げる。液晶用フィルムと重合法トナーの新しい製造ラインをそれぞれ今秋から稼動させ,需要増に応える計画だ。

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