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図1 「Made for Japan」「Made in Japan」とするJobs氏
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図2 世界の音楽市場の85%をカバー
図2 世界の音楽市場の85%をカバー
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図3 価格は楽曲の90%が150円,残り10%が200円
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図4 購入した楽曲をCD-Rに書き込める回数や転送できるiPodの数は無制限
図4 購入した楽曲をCD-Rに書き込める回数や転送できるiPodの数は無制限
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 「これまで19カ国でiTunes Music Storeを提供してきたが,新たに20カ国目が加わった。それが日本だ」──。米Apple Computer, Inc.は,オンライン音楽販売サイト「iTunes Music Store」を日本で開始することを発表した。同社が2005年8月4日に開催したイベントに姿を見せた同社 CEOのSteve Jobs氏は「これで,全世界の音楽市場の85%をカバーすることになる」とした(図1図2)。

 日本のiTunes Music Storeは,販売する音楽ファイルが100万曲,販売価格は1曲当たり150円または200円である。「楽曲の90%は150円,残りの10%が200円」(Jobs氏)という(図3)。購入した楽曲は,5台までのパソコンで再生できる。CD-Rなどの光ディスク媒体に書き込む回数や,転送できる「iPod」の数には制限を設けなかった(図4)。

 日本のiTunes Music Storeに楽曲を提供するのは,エイベックス・グループなど15社の国内レコード会社である。iTunes Music Storeのみで提供するオリジナル曲や,特定のアーティストの全曲集といったセットも用意する。例えば「B’z」の全曲集を1万8800円で発売した。

「PSP」を意識

 Apple社の「iPod」シリーズの販売台数は,累計で2100万台以上に上る。Jobs氏は講演の中でソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯型ゲーム機「PSP」を引き合いに出し,「2005年第2四半期の販売台数は,PSPが約200万台だったのに比べ,iPodは約600万台と多かった」とした。音楽プレーヤとしても使えるPSPを意識しながらも,同社が携帯型音楽プレーヤの市場で確固たる地位を築いていると主張した。