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 松下電器産業は,光ディスク装置用LSIの設計などを手掛ける台湾MediaTek Inc.など3社を,特許侵害で米国カリフォルニア州北部連邦地方裁判所に提訴した(発表資料)。MediaTek社が販売するDVD関連LSIおよび,同LSIを利用した米OPPO Digital, Inc.製や台湾Micro-Star International Co.,Ltd.(MSI社)製の機器の販売の差し止め,さらに損害賠償と懲罰的賠償を求めている。

3件の特許侵害を主張

 松下電器が侵害を主張する特許は以下の3つ。「米国特許番号5,548,249」「同5,970,238」「同6,728,475」である。同社によれば2004年からMediaTek社とライセンス交渉を進めてきたが,合意に至らなかったという。

 249特許のタイトルは「Clock generator and method for generating a clock」。クロック回路を停止させたときの省電力を実現する回路技術である。

 238特許のタイトルは「Method and apparatus for generating planarizing pattern and semiconductor integrated circuit device」。LSIの多層構造を実現する,製造に関わる技術である。「LSIの配線間の空き領域にダミー・パターンを配置することによって空間をできる限り埋め,配線層をより平坦化することで積層を容易にし,LSIの集積向上を実現する技術」(同社)。

 475特許のタイトルは「Digital motion picture decoding apparatus and digital motion picture decoding method」で,DVD再生におけるシーン切り替え時の表示方法に関わる技術とする。