PR
船井電機 取締役 執行役副社長の中島義雄氏
船井電機 取締役 執行役副社長の中島義雄氏
[画像のクリックで拡大表示]

 船井電機は2005年度第1四半期(2005年4月~6月)の連結決算を発表した。売上高は対前年度同期比12.4%増の729億5500万円,営業利益は同31.3%減の48億4300万円,純利益は同13.8%減の43億4600万円で増収減益だった。

 減益の主因は製品の価格下落に伴う原価率の悪化。半導体部品を中心とした価格下落で製品原価も下がっているが,鋼材や石油の価格高騰で機械系部品の価格が思ったよりも下がらなかったという。同社はこうした要因による減益はあらかじめ織り込んでおり「営業利益は40億円を予想していた。結果的には48億円で予想よりもよかった」(同社 取締役 執行役副社長の中島義雄氏)という。

 売上高は「映像機器」「情報機器」「その他」のすべてのカテゴリで増収となった。映像機器はDVDプレーヤやVTR一体型DVDレコーダ,CRTテレビなどが好調で対前年度同期比9.4%増の395億円,情報機器はデジタル・カメラの売り上げが前年度同期と比べて約4倍に伸びて同20.8%増の257億円だった。なお,同社の売上高の67%を占める北米で好調だったのは,DVDプレーヤ,VTR一体型DVDレコーダ,デジタル・カメラである。

HDD内蔵型DVDレコーダや大画面液晶テレビを投入

 2005年後半には新製品を次々と投入する。まず,ハード・ディスク装置(HDD)内蔵型のDVDレコーダを2005年9月に国内市場に投入する。2006年初頭には北米への供給を始める予定だ。国内はOEM供給を想定する。2005年内には27インチ型および32インチ型の液晶テレビをまず北米に投入する予定。OEM供給および自社ブランドでの製品化を計画している。

■国内企業の最新の決算はこちらからご覧いただけます。