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 ゲーム制作会社のスクウェア・エニックスは,同業であるタイトーの株式の公開買い付けを実施する。買い付け資金は451億円。タイトーの取締役会や,タイトーの株式の36%を保有する京セラの賛同を既に得ている。公開買い付けが実現した場合,タイトーはスクウェア・エニックスの連結子会社となる。

 スクウェア・エニックスは「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」など,テレビ・ゲーム向けRPGのジャンルで圧倒的優位を誇る。同社は,タイトーが持つゲーム施設や「電車でGo!」などのコンテンツを取得することで,従来のジャンルの枠を超えた総合ゲーム会社を目指す考えとみられる。

 買い付け額は1株18万1100円。過去6カ月におけるタイトー普通株式の終値の平均値に約20%のプレミアムをつけた計算になるという。買い付け期間は2005年8月23日から2005年9月21日の30日間である。買い付けを行う株式数の下限は24万7900株(全株式の67%)で,上限は設けない。全株式を取得できなかった場合には,金銭交付による株式交換を行うことで完全子会社化を達成するという。