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 米Analog Devices, Inc.と米Pulse~LINK, Inc.,は,米DisplaySearch社が8月23日~24日に開催する「HDTV Conference」で,HDTV映像のリアルタイム圧縮および無線伝送を実演する(発表資料)。Analog Devices社のJPEG2000対応LSIである「ADV202」と,米Pulse~LINK, Inc.のUWB(ultra wideband)技術「CWave」を組み合わせたものだ。

 Analog Devices社は,家庭内ネットワーク向けの圧縮方式としてJPEG2000を推している。JPEG2000はフレーム内圧縮するため,フレーム間処理が必要なMPEG-2やMPEG-4 AVC(H.264)などMPEG系の圧縮方式に比べてリアルタイム性に優れていると判断しているからだ。例えば,低遅延時間の双方向通信が必要なネットワーク・ゲームなどに適用しやすいと考えている。MPEG系の圧縮方式に比べて圧縮率では劣るが,最大1Gビット/秒というPulse~LINK社のUWB技術を使えば問題なく伝送できるとみる。

 ADV202は量産中であり,既に監視カメラなどで採用実績があるという。デジタル放送の圧縮方式ではMPEG-2やH.264が使われている。Analog Devices社は,家庭内ネットワークなど同じLSIを対向で使える場合にはJPEG2000の方が適用しやすいと位置づける。