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 ロンドン,ヒューストン,シンガポールに拠点を持つICIS-LOR社の世界DRAM価格調査によると,アジアのスポット市場における256MバイトDIMM(Dual Inline Memory Module)の2005年8月5日までの30日間(7月7日~8月5日)移動平均価格は,PC2100が22.60米ドル,PC2700は43.85米ドルになった。同様に512MバイトDIMMは,PC2100が42.87米ドル,PC2700が43.54米ドル,PC3200が43.61米ドルだった。前週(7月29日までの30日間移動平均)と比べると,256MバイトDIMMのPC2100は+2.26%,PC2700は+1.10%,512MバイトのPC2100は+2.53%,PC2700は+2.49%,PC3200は+2.21%だった。

 DIMMの8月5日までの30日間移動平均スポット価格は256Mバイト品,512Mバイト品,ともに軒並み値上がりした。DRAMの価格上昇に伴い,台湾のDRAMメーカーは,2005年中に行う生産ラインへの投資を2005年初めの計画より増やしている。台湾のDRAMメーカーはもともと投資に積極的な姿勢を示していたが,2005年第2四半期にDRAM価格の下落が鈍ったことでさらに生産能力増強に自信を持って踏み出した。特に韓国Hynix Semiconductor Inc.向けに生産を開始する台湾ProMOS Technologies, Inc.と,エルピーダメモリ向けに生産している台湾Powerchip Semiconductor Corp.が大幅に能力を拡大する。



表●DRAM代表品種の2005年8月5日までの30日間(7月7日~8月5日)移動平均価格(ICIS-LOR社調べ)
品種 地域 30日間移動
平均価格
(米ドル)
対前週比(注)
512MバイトDIMM
(PC3200)

北米

44.16

+2.04%

欧州

45.49

+2.93%

アジア

43.61

+2.21%

注)対前週比は2005年6月30日~7月29日の30日間移動平均価格との比。

地域別のDIMM(512Mバイト品,PC3200)価格の推移(~2005年8月5日,ICIS-LOR社調べ)