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 米Gartner, Inc.は,世界パソコン市場における2005年と2006年の最新の予測値を発表した。2005年の世界パソコン市場の出荷台数は対前年比12.7%増の2億660万台,出荷金額は同0.5%増の2027億米ドルになるとみている。ノート・パソコンの出荷台数が31%の伸びを見せ,全体の出荷台数としても2ケタ成長を見込む。ただし,金額は微増にとどまる見込みだ。2006年には台数で対前年比で8.7%の伸びを示すものの,売り上げは0.4%の減少に転じると予測している。これは,パソコンの平均販売価格が低下傾向にあるためという。

 同社のクライアント・プラットフォーム・リサーチ担当主席アナリストであるGeorge Shiffler氏は,「メーカー各社は出荷台数を伸ばすために価格を大幅に下げざるをえなくなった。これが買い手側の低価格志向と相まって,市場全体の価格低下の動きにつながっている。現在の部品コストなどを考えると,価格は限界のところに来ており,メーカー各社には,価格を下げるか,機能を制限した低コスト機を提供するしか選択肢がなくなっている」と話す。