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図 PFUが開発したスイッチ・ボード「AM730」
図 PFUが開発したスイッチ・ボード「AM730」
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 PFUは,10Gビット/秒のEthernetをインタフェースとし,バックプレーンの伝送容量が双方向合わせて最大240Gビット/秒のスイッチ・ボード「AM730」を発売した(発表資料)。富士通が2003年に開発した12ポートの10Gビット/秒Ethernetをスイッチング可能なLSI「MB87Q3050」を用いた。ポート間でのレイヤ2通信時の遅延が450nsと小さいのが最大の特徴。VoIP(voice over internet protocol)や無線通信などを統合した次世代通信インフラへの応用を想定する。出荷予定は2005年11月30日,価格は1枚200万円。

 PFUは,MB87Q3050を用いたレイヤ2スイッチ製品「XGシリーズ」を2004年3月に開発済み。今回は,同LSIをバックプレーンの寸法などを定めた「Advanced TCA(telecom computing architecture)」規格に準拠するスイッチ・ボードに搭載した(Tech-On!の関連記事)。

 従来の10Gビット/秒Ethernetスイッチ・ボード製品との比較では,8ポート止まりだったポート数を12に増やし,遅延は従来の10μs前後の1/20に短縮した。遅延を短縮できたのは,「レイヤ2通信時はメイン・ボードのマイクロプロセサを使わずにインタフェースだけでTCP/IP処理を行うようにしたため」(PFU)という。