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 電子情報技術産業協会(JEITA)の発表によると,2005年7月における民生用電子機器の国内出荷金額は,対前年同期比1.8%減の2134億円で,20カ月ぶりに前年実績を下回った。これまで好調に推移してきたハード・ディスク装置(HDD)内蔵型DVDレコーダやPDPテレビの出荷台数が前年割れとなったことなどが響いた。

 映像機器の出荷金額は1282億円で,前月に続いて前年割れとなった。減少率も前月が0.2%だったのに対し,当月は9.2%と大きくなっている。HDD/DVDレコーダの出荷台数は対前年同期比5.9%減の31万台。今年に入って成長が鈍化していたが,ついに対前年同期比でマイナスに転じた。これはJEITAがHDD/DVDレコーダの月次販売実績を公開し始めた2004年1月以来初めてのことである。

HDD内蔵DVDレコーダの出荷台数と成長率の推移(2004年1月~2005年7月)

 PDPテレビも対前年同期比19.6%減の2万7000台と,前年実績を大きく割り込んだ。CRTテレビも同32.1%減の31万9000台と,2002年6月以来,38カ月連続で前年割れとなっている。一方で,液晶テレビは好調を維持しており,同46.6%増の33万1000台を出荷した。特に30インチ型以上の大画面機種は同164.7%増の13万台と好調である。

 音声機器の出荷金額は,HDDやフラッシュEEPROMを記録媒体に使う携帯型音楽プレーヤの出荷が好調で,対前年同期比25.4%増の197億円となった。3カ月連続で前年実績を上回っている。車載機器も,HDD内蔵タイプを中心にカーナビが引き続き好調で,同8.6%増の654億円と出荷金額を伸ばしている。