PR
端末とアクセス・ポイントの距離を正確に測定できると主張
端末とアクセス・ポイントの距離を正確に測定できると主張
[画像のクリックで拡大表示]
無線信号強度を採用した場合,測定結果がバラつきやすい
無線信号強度を採用した場合,測定結果がバラつきやすい
[画像のクリックで拡大表示]
携帯型パソコンを操作しているユーザーがリビング・ルームにいる場合,近くに薄型テレビがあることを検知して映像信号を同テレビに表示できる
携帯型パソコンを操作しているユーザーがリビング・ルームにいる場合,近くに薄型テレビがあることを検知して映像信号を同テレビに表示できる
[画像のクリックで拡大表示]
パソコンをリビング・ルームから廊下に移すと,映像の表示先が端末自体のディスプレイに切り替わる
パソコンをリビング・ルームから廊下に移すと,映像の表示先が端末自体のディスプレイに切り替わる
[画像のクリックで拡大表示]

 米Intel Corp.のsenior fellow and Corporate Technology Group directorのJustin Rattner氏はIntel Developer Forum(IDF)の基調講演で,無線LANを採用するロケーション技術を公開した。無線LAN端末の位置を少ない誤差で検出できることが特徴という。

 Intel社が開発したロケーション技術は,既存の技術と異なり,アクセス・ポイントが発信する無線の信号強度を利用しない。アクセス・ポイントから時刻情報などを格納したパケットを発信し,端末側で発信時刻と受信時刻の差からアクセス・ポイントからの距離を推定する。Intel社は,同技術をIEEE802.11のワーキング・グループに提案する予定という。

 基調講演中にRattner氏は,同技術を使ってノート・パソコンから最も近いディスプレイを自動的に選択し,そのディスプレイに無線で動画を転送するデモを行った。建物の中で利用している無線LANの信号を,建物の外で受信されることを防ぐ目的にも使えるという。「暗号化方式の強度を向上するよりも役に立つセキュリティ技術になる可能性がある」(Rattner氏)。