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 総務省は,第4世代移動体通信(4G)の研究開発や標準化について,中国と協力体制を構築すると発表した(発表資料)。具体的な活動の第一歩として,4Gに関して両国が取り組む研究開発や政策活動について情報交換する会議を,2005年10月に開催する予定という。

 4Gは現在,2010年以降の実用化を目指した研究開発が各国で進められている。国内ではNTTドコモやKDDIなどが研究開発に取り組んでおり,現行の第3世代移動体通信(3G)に比べてデータ伝送速度の大幅な向上を目指している。総務省は「携帯電話の利用者の多いアジアで生まれた技術が,世界標準仕様となる意味は大きい」(総合通信基盤局 電波部 移動通信課)としており,今後は韓国とも連携を強化する方針である。

 総務省は今回,中国の政府機関である科学技術部と覚書を交わした。今後,共同で研究開発を進めるための枠組み作りや,標準化活動を推進するための政策会議などを開催するという。なお10月に開催する情報交換会は,情報通信技術に関する国際会議「International Conference on Beyond 3G Mobile Communications」(ICB3G)の期間に実施する予定だ。


 8月29日号の日経エレクトロニクス誌では,第4世代移動体通信に関する特集記事「次世代ケータイ 1Gビット/秒の青写真」を掲載しています。