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 J.D.パワー アジア・パシフィックは,米国におけるデジタル・カメラの顧客満足度調査の結果を発表した。この調査によると,米国の消費者の間では,連写速度や起動時間などのスピードや機能に対する満足度が改善しており,特に低価格帯のカメラでその傾向が強いことがわかった。また,高価格帯のカメラと低価格帯のカメラの性能に対する満足度の差が,前年に比べて大幅に縮小しているという。

 調査の方法は,デジタル・カメラを価格帯によって,199米ドル以下,200~399米ドル,400~599米ドル,600米ドル以上の4グループに分類し,各デジタル・カメラの所有者を対象に顧客満足度を調べるというもの。2005年1月から7月にかけてデジタル・カメラを購入した4256人から回答を得た。この調査における「満足度」は,「性能」「(パソコンや周辺機器との)接続性」「価格」「デザイン」の4点で構成している。

 顧客満足度ランキングでは,米Eastman Kodak Co.が199米ドル以下と200~399米ドルの2部門で第1位となった。200~399米ドル部門では2年連続の首位である(この調査は前年から開始した)。特に「性能」「接続性」「価格」の3点で高い評価を得ている。一方,400~599米ドルと600米ドル以上の2部門ではソニーが首位に立った。「デザイン」「性能」「接続性」の評価が高い上に,600米ドル以上部門では「価格」でトップとなった。


図1●199米ドル以下部門の顧客満足度(1000点満点)

図2●600米ドル以上部門の顧客満足度(1000点満点)

 デジタル・カメラの購入を決定する際には,62%がインターネットを使って下調べをしていることがわかった。また,撮影した写真を他の人に見せる際にインターネットを利用する人も増えている。デジタル・カメラの所有者の21%が「Snapfish.com」や「Kodakgallery.com」といったインターネット上の写真公開サービスを利用しており,前年の16%から5ポイント増加している。