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 オリンパスイメージングは,デジタル一眼レフ・カメラの新製品として,本体の重さが435gと軽い「E-500」を2005年11月11日に発売する(発表資料)。発表日時点でレンズ交換式デジタル一眼レフ機として世界最軽量という。大きさ(突起部含まず)は129.5×94.5×66.0mm3である。筐体内部の材料に軽量で剛性の高いステンレス・スチールを用いたことや,部品の実装を高密度化してメイン基板を小型化したことで,小型・軽量化を図った。

 E-500は,オリンパスのデジタル一眼レフ機「E-システム」の第3弾製品で,「ダストリダクションシステム」の搭載などを特徴としている。今回はさらに,ISO感度拡張時のノイズを軽減するノイズ・フィルタを新しく搭載した。撮像素子には有効画素数が約815万のCCDを採用している。フォーサーズ規格に準拠しており,撮像画面サイズは17.3×13.0mm2である。秒間2.5コマで記録メディアの容量いっぱいまで連写が可能。モニタには2.5インチ型の半透過型TFT液晶パネルを搭載した。

 価格はオープンだが,レンズ付きで実勢10万円前後(本体のみでは9万円前後)になる見込み。3万台/月の規模で量産する。