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 RSAセキュリティは,電子商取引などで利用するデジタル証明書の発行と管理を行う認証局(CA:Certificate Authority)を構築するためのサーバ・ソフト製品「RSA Certificate Manager6.6」を10月12日に発売する(発表資料)。

 新版では,使い勝手を向上させるとともに,デジタル証明書のライフサイクル管理機能や,レポーティング機能を強化した。例えば,証明書の有効期限がまもなく切れるユーザーに,証明書の失効日が近づいていることを知らせるメールを自動的に送信する機能を追加した。こうした機能で,管理者の手間を省くことができる。

 もう1つの強化点は,証明書の情報などを管理するリポジトリ(内部的なデータベース)を,市販のLDAP(lightweight directory access protocol)準拠のディレクトリ管理サーバに置き換えられるようにしたこと。LDAP製品が備えるバックアップ機能や冗長構成を取る機能により,認証局(CA)の可用性を高めることができるとしている。

 価格は,50ユーザーで118万1600円(税別,2005年12月末までのキャンペーン価格)から。大規模利用の場合の価格は,2万5000から4万9999ユーザーまで1ユーザーあたり1140円(税別)など。なお,今回の新版は「RSA Keon Certificate Authority 6.5」の後継製品で,製品名称を変更したもの。