仏Dassault Systemes社上級副社長のEtienne Droit氏は,機械設計,電気設計,組み込みソフト設計を合わせてカバーする設計支援システムの開発を進めていることを明らかにした。「設計開発において,設計対象がどのような挙動を示すのかシミュレーションすることが今後ますます重要になる」との考えから,実際の組み込みソフトを用いて3次元CAD上のモデルデータの動きとして表現することで,不具合がないかどうかなどの検討に用いる。組み込みソフトで3次元CAD上のデータを仮想的に動かすソフトは,これまでは富士通の「VPS/IOConnector」や,インターデザイン(本社東京)の「VisualMech」など,日本国内製のものが中心だった。
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