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[図]「DesignFlow/Extractor Ver.4」で拡張されたレイヤ機能。画面右上のツールバーでレイヤの表示/非表示を切り替えたり,レイヤごとに色/透明度/コメントを設定したりできるようになった。
[図]「DesignFlow/Extractor Ver.4」で拡張されたレイヤ機能。画面右上のツールバーでレイヤの表示/非表示を切り替えたり,レイヤごとに色/透明度/コメントを設定したりできるようになった。
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 アンドール(本社東京)は,3次元データから2次元の投影図を作成する3次元/2次元データ変換ツール「DesignFlow/Extractor」の新版となるVer.4を2005年10月6日から発売開始する。主にユーザーのニーズに基づいて機能強化・改善を施している。

 具体的には,金型業界向けに平面図を基準とする三面図を作成する機能を追加。平面図の右に右側面図,平面図の下に正面図を配した図面を作成できるようになった。加えて,レイヤ機能を拡張。新たなレイヤを追加したり,画面右上に表示される専用のツールバーでレイヤの表示/非表示を切り替えたり,レイヤごとに色/透明度/コメントを設定したりできるようになった。

 また,IGESデータを取り込んで使う場合など,トリムで消えるべき面と残すべき面が反転してしまう不具合が発生することがあるが,こうした不具合を簡単に修正する「トリム反転機能」を追加した。さらに,モールド部品の収縮率がXYZ方向で異なるケースに対応しやすくするために「XYZ非同期倍率指定機能」を加えている。そのほか,透明度や光源の方向を指定して3次元データを表示する機能も追加したという。

 価格は31万2900円(税込み)。年間1000シートの販売を計画している。

連絡先:アンドール
電話:03-3243-5491
URL:http://www.andor.co.jp/